ブリーチとヘアカラーの違いって結局なに?傷みやすいのはどちら?
こんにちは!
神戸元町にある、カラー&ブリーチのスペシャリストが集う美容室【FLEEK】代表の大城です。
- 今年はハイトーンカラーや、流行りの外国人風カラーに挑戦してみたい!けど迷っている
- なんとなくブリーチへのハードルが高い
- ブリーチって髪の毛がすごく傷むって聞くから、やっぱりヘアカラーの方がいいのかな?
こんな風に悩んでしまい、
「結局いつもヘアカラーのみ」
「ブリーチに挑戦出来ない」という方も多いですよね?
でもブリーチとヘアカラーの違いを知っていれば、少しはモヤモヤが晴れたり、納得いく施術が選べるのではないでしょうか?
Contents
ブリーチは脱色、ヘアカラーは染色
ブリーチとは髪の色を抜いて脱色させること
髪の色を決めるのは「メラニン色素」と呼ばれる成分。
ブリーチでは「メラニン色素」を破壊・分解することで髪の色を抜いて脱色させていきます。
例えば、真っ赤な髪色にしたい場合は、ブリーチで脱色してから赤いカラーを入れていきます。
人気のミルクティー色も、ブリーチをしてから色を入れる方がきれいに発色します!
ヘアカラーとは髪の毛に染料を置いて染めていくこと
「ベースの上から色を加えて少しずつ色味を変えて行く」という感覚です。
厳密にいうと、ヘアカラーも「髪のメラニン色素を壊している」のですが、ブリーチよりは断然優しいレベルです。
(補足)髪の色を決めるメラニン
同じ人間でも、人によって地毛の色が違うのは「メラニン色素」の量や種類が違うから。
地毛が真っ黒、茶色がかった色、金色、全て「メラニン色素」によって左右されています。
傷みやすいのは結局ブリーチ?ヘアカラー?
みなさんのご想像通り、ブリーチの方が傷みます。
ブリーチは「メラニン色素を分解、破壊する」とお伝えしましたが、
「なぜ傷むのか?」をもう少しだけ詳しく書きます。(化学の時間です!)
髪を脱色させる薬剤を作るために、混ぜて化学反応を起こしています。
過酸化水素に、アルカリ剤と過硫酸塩を加え、化学反応を起こした薬剤を髪に塗ると、
髪のメラニン色素が破壊・分解され脱色します。
その際にタンパク質や水分も一緒に流出してしまいます。
これらがないと、髪にハリがなかったり、ギシギシになったり、ツヤもなくなります。
ブリーチを楽しむためには、おうちでもしっかりとケアをしていきたいですね!
ケア方法としては、タンパク質を補えるトリートメントを使ったり、
髪に優しいシャンプーで洗ったり、色々と方法があるのですが、
お客様によってライフスタイルも違うので、毎日のルーティーンに取り入れやすいものを選んでいただきたいです。
FLEEKではブリーチ後、ケア方法までアドバイス致しますので、気になることは遠慮せず質問してください!
